知られざる腸の病「SIBO」とは?その原因と症状、治療法を徹底解説!

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メタディスクリプション: 最近話題の腸のトラブル「SIBO(小腸内細菌増殖症)」をご存じですか?

お腹の張りやガス、下痢・便秘など、原因不明の不調の裏に潜むSIBOの正体と治療法を分かりやすく解説します。


■ SIBO(シーボー)とは?

SIBOとは、Small Intestinal Bacterial Overgrowth(小腸内細菌増殖症)の略です。


本来、小腸には大腸ほど多くの細菌はいません。ところが、何らかの原因で小腸に細菌が異常増殖してしまうと、消化吸収に支障をきたし、さまざまな不調を引き起こします。

SIBOはまだ日本ではあまり知られていませんが、欧米では慢性的な腹部不調の隠れた原因として注目されています。


■ SIBOの主な症状

SIBOの症状は一見、過敏性腸症候群(IBS)や食物不耐症に似ています。

以下のような不調が続く場合、SIBOの可能性があります。

  • お腹の張り、ガスがたまりやすい
  • 慢性的な下痢または便秘
  • 食後の腹痛や膨満感
  • 栄養吸収不良(体重減少、鉄欠乏、ビタミンB12不足)
  • 疲労感や集中力の低下
  • 吹き出物や肌荒れなどの肌トラブル

これらは一見「腸の不調」だけに見えますが、細菌のバランスの崩れが関係しているケースも少なくありません。


■ SIBOが起こる原因

1. 腸の動き(蠕動運動)の低下

小腸の内容物を運ぶ動きが弱まると、細菌が停滞して増殖しやすくなります。

糖尿病やストレス、薬の影響でも起こりやすいです。

2. 胃酸の分泌低下

胃酸には細菌を殺す作用があります。胃酸が減ると、細菌が小腸に侵入しやすくなります。


→ 長期の胃酸抑制薬(PPI)使用もリスクの一つです。

3. 手術や腸疾患による構造的異常

腸閉塞、癒着、憩室などで腸の流れが悪くなると、細菌がたまりやすくなります。

4. 食生活の乱れ

糖質の摂りすぎや、加工食品の多い食生活は腸内環境を悪化させ、SIBOを招きやすくします。


■ SIBOの検査方法

SIBOは「呼気検査(ブレステスト)」で診断されます。


糖(ラクトロースやグルコース)を摂取後、呼気中の水素やメタンガスの量を測定し、異常値が出ればSIBOの可能性が高まります。

この検査は一部の消化器内科や専門クリニックで受けることができます。


■ SIBOの治療法

SIBOの治療は、原因除去と腸内環境のリセットがポイントです。

1. 抗菌薬・ハーブ療法

医師の判断で抗菌薬(リファキシミンなど)を使用する場合があります。
一方、自然療法ではオレガノオイルやニンニクエキスなどのハーブ抗菌剤を使うケースもあります。

2. 食事療法(低FODMAP食)

SIBO患者は、細菌のエサとなる糖質を制限する「低FODMAP食」が効果的とされています。
ネギ類・豆類・リンゴなど一部の食品を避け、腸内発酵を抑える食事が推奨されます。

3. プロバイオティクス・プレバイオティクス

腸内の善玉菌バランスを整えるために、乳酸菌やビフィズス菌の摂取が有効な場合もあります。
ただし、症状によっては逆効果になることもあるため、医師や専門家に相談が必要です。


■ 放置するとどうなる?

SIBOを放置すると、慢性的な消化吸収障害を起こし、次のようなリスクがあります。

  • 鉄欠乏性貧血
  • 骨粗しょう症
  • 栄養失調

早期発見・早期治療が重要です。


■ まとめ:腸の不調の陰にSIBOがあるかも?

「ガスがたまる」「お腹が張る」「下痢や便秘が続く」
そんな症状が長引くとき、SIBOが隠れ原因かもしれません。

腸の健康は全身の健康の鍵です。
気になる症状がある場合は、消化器内科で一度相談してみましょう。


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