7月に入ってから酷暑が続いていますが、暑さが辛いのは人間ばかりではありません。
体感温度が40℃を超えるような暑い日が続く中で、スマホやパソコンに負荷をかけすぎると、自身の熱を逃がすことができず、一気に性能が落ちることがあります。
最近のスマホは熱が上がりすぎると、一時的に機能を停止するものもありますね。
外出先でスマホを使おうとしたら動かない!
ということのないように、手軽にできる応急処置を紹介します。
熱伝導率の高い金属で熱を逃がす方法
地図アプリや長時間の動画の視聴、長電話の後、急激にスマホが熱を持っている時はありませんかね?!
スマホが熱を持った時!どうする?
街のアンケート結果では、
・冷えピタする
・冷蔵庫冷凍庫に入れる
・水をかける
・保冷剤を付ける
・冷たい飲み物で冷やす
色々と回答がありましたが、全てNGですね。
スマホ内部に結露が生じるような行為は一切NGです。
故障の原因に繋がります。
スマホやパソコンの熱を逃がして冷やすには、熱くなる部分に熱伝導率の高い金属を貼り、たまった熱をその金属に放熱させる方法があります。
では熱伝導率の高い金属には何があるのでしょうか。(上の表を参照してくださいね)
熱伝導率が高い金属としては、金・銀・銅が知られています。
このうち金と銀は身近にはありません。
そこで銅を使います。
一番身近な銅といえば、10円玉です。
10円玉を熱がたまる場所にそのまま置いておくだけで効果があるのです。
10円玉放熱システムのやり方
スマホの場合は裏側に10円玉を置きます。
10円玉が少ないようなら、熱がたまりやすい部分に重点的に置くようにしましょう。
パソコンも同じように熱がたまりやすい部分に10円玉をできるだけたくさん置くと良いでしょう。
ただし、10円玉が吸熱して熱くなると効果がなくなりますので、注意してください。
放熱効果を維持したい場合は熱くなった10円玉を冷たいものに交換してください。
同時に上記のような小型のファンや扇風機などを併用すればもっと効果的に熱は下がります。
さいごに
この猛暑、バテるのは人間や動物ばかりではありません。
スマホやパソコンなどの機械も猛暑はきついのです。
特にスマホは車の中や直射日光のあたる場所などに放置することのないようにして、性能に支障がでないように気をつけましょう。また、最悪な場合、発火して大事故に繋がる場合もありますので、十分、注意を払うようにしてくださいね。
もしスマホなどの熱が上がってしまった時には、充電やアプリの使用などを止めて、スマホにかかる負荷を減らすのはもちろん、身近な10円玉でできる手軽な放熱システムも試してはいかがでしょうか。
お財布に10円玉がない場合には、エアコンや扇風機などの風を当てて応急処置していきましょう。
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