暑い日や口寂しいときに氷を口にすることはありますが、「無性に氷を食べたくなる」「毎日のように氷をかじってしまう」という方は要注意。それは氷食症(ひょうしょくしょう)という症状かもしれません。
この記事では、氷食症の原因や症状、放置した場合のリスク、そして改善方法について詳しく解説します。
氷食症とは?
氷食症とは、氷を異常に食べたくなる異食症の一種で、栄養不足や体調不良のサインとして現れることが多い症状です。
特に鉄欠乏性貧血との関係が深いとされています。
氷食症の主な症状
- 氷を食べないと落ち着かない
- 1日に何十個も氷を食べてしまう
- 氷をかじることでスッキリした気分になる
- 歯がしみる、冷たいものがしみる
このような症状がある場合は、ただのクセではなく体のSOSかもしれません。
氷食症の原因|貧血との深い関係
氷食症の主な原因は、鉄欠乏性貧血です。
鉄分が不足すると、体が十分な酸素を運べず、集中力や気力が低下することがあります。その結果、氷を噛むことで一時的な刺激を求めるようになるのです。
鉄欠乏の主な症状
- 疲れやすい
- めまいや立ちくらみ
- 顔色が悪い
- 爪が割れやすい
氷食症が引き起こすリスク
氷を食べる習慣が続くと、以下のような健康リスクがあります。
- 歯のエナメル質が削れる
- 知覚過敏や虫歯になる
- 胃腸の冷えによる腹痛や下痢
氷自体に栄養はないため、貧血がさらに進行してしまうこともあります。
氷食症の改善方法
まずは医療機関での検査を受けましょう。血液検査で貧血が確認された場合、以下のような対策が行われます。
治療と食生活の見直し
- 鉄剤や鉄分サプリの処方
- バランスのとれた食事(鉄分を多く含む食材)
- ビタミンCと一緒に鉄を摂ることで吸収率アップ
鉄分を多く含む食品
- レバー
- あさり・しじみ
- ひじき・大豆製品
- 小松菜・ほうれん草
市販のサプリを使用する場合も、医師と相談のうえで使用しましょう。
氷食症セルフチェック(簡易)
以下の項目に3つ以上当てはまる場合は、氷食症の可能性があります。
- 氷を毎日食べている
- 氷を食べないとイライラする
- 氷を食べすぎて歯が痛い
- 貧血の症状(立ちくらみ、疲れやすい)がある
まとめ|氷食症は体からの大切なサイン
氷食症は軽く見られがちですが、体の内側からの不調サインであることが多く、特に女性や育ち盛りの子どもには注意が必要です。
「氷がやめられない」と感じたら、まずは健康状態のチェックを。食事の見直しや医師への相談が、健康への第一歩です。
よくある質問(FAQ)
Q. 氷を食べるとストレスが減る気がします。問題ないですか?
A. 氷を噛むことで一時的にストレスが軽減されることもありますが、習慣化している場合は貧血などの内的要因が潜んでいることも。医師に相談しましょう。
Q. 子どもが氷ばかり食べています。大丈夫でしょうか?
A. 成長期の子どもは鉄分が不足しがちです。氷食が続く場合は小児科で検査を受けることをおすすめします。


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