腹部大動脈瘤の開腹手術後、退院はできたものの、
「車の運転はいつから大丈夫なのか?」
「4時間も運転して本当に問題ないのか?」
と不安に感じる方は少なくありません。
私自身も手術後、運転再開のタイミングにはかなり悩みました。
この記事では、一般的な医師の見解と実体験を踏まえた注意点をもとに、
腹部大動脈瘤の手術後に長時間運転をする際のポイントを分かりやすく解説します。
腹部大動脈瘤の手術後、運転はいつから可能?
一般的に、腹部大動脈瘤の開腹手術後は、
2〜4週間程度で短時間の運転が可能になるケースが多いとされています。
ただし、これはあくまで目安です。
回復のスピードには個人差があり、
- 傷の治り具合
- 痛みの有無
- 服用している薬
- 体力の回復状況
によって判断は変わります。
「運転できる=長時間運転してよい」ではない点に注意が必要です。
開腹手術後に長時間運転が危険な理由
腹部への負担が大きい
運転中は無意識のうちに腹部に力が入りやすく、
開腹手術後の体には想像以上の負担がかかります。
血栓(エコノミークラス症候群)のリスク
長時間同じ姿勢で座り続けると、脚の血流が悪くなり、
血栓ができやすくなる可能性があります。
痛み止め・薬の影響
術後に処方される薬によっては、
眠気や集中力の低下が起こることもあるため注意が必要です。
4時間運転する場合の注意点
1〜2時間ごとに必ず休憩を取る
サービスエリアなどで車を降り、
軽く歩いたり足を動かすだけでも血流改善につながります。
シート位置を調整する
腹部への圧迫を避けるため、
シートを前に詰めすぎず、背もたれをやや立てるのがおすすめです。
腹帯・コルセットの使用
医師から指示がある場合は、
腹帯やコルセットを正しく使用することで腹部への負担を軽減できます。
実際に私が気をつけたこと(体験談)
私の場合、退院後すぐに長時間運転はせず、
まずは10〜15分程度の近距離運転から始めました。
- 少しでも違和感があれば中止する
- 疲れを感じたら無理をしない
- 可能な限り同乗者がいる状態で運転する
無理をしなかったことで、結果的に回復もスムーズだったと感じています。
運転を控えたほうがいい症状
次のような症状がある場合は、無理に運転せず、
早めに主治医へ相談することをおすすめします。
- 腹部の強い痛みや違和感
- めまい・ふらつき
- 足のしびれやむくみ
- 強い疲労感
よくある質問(Q&A)
Q:高速道路の運転はいつから可能?
A:一般道より操作は少ないものの、集中力が必要なため回復状況に応じて判断しましょう。
Q:助手席に座るだけなら問題ありませんか?
A:短時間であれば問題ない場合が多いですが、長時間の場合はこまめな休憩が必要です。
Q:長距離移動は電車の方が安全?
A:運転操作が不要な分、体への負担が少ない場合があります。
まとめ|無理をしないことが回復への近道
腹部大動脈瘤の手術後は、見た目以上に体の中が回復途中です。
- 運転再開は短時間から
- 長時間運転は慎重に
- 不安があれば主治医に相談
焦らず、体を最優先に行動することが、結果的に安全で確実な回復につながります。

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