ある塾の先生に中学受験で難関校に合格するお子さんは、かなりの確率で鉛筆の「字」が綺麗だということを聞いたことがあります。
現状、中学受験を考えているお子さんに、なかなか書道教室へ通わせる時間を捻出させるのは難しいと思いますので、学校、家で実践して上手になるコツみたいなものを紹介します。
大人になると「字」が綺麗な方が良いと気付くのですが(笑)、子供の時はあまりそのような事に気付かないでしょう!
ていねいな字で心も整う
学校生活にも慣れてきた小学低学年。
中には手を抜くことを覚え始める子もいると思いますが、字をていねいに書くことで、ゆるんだ気持ちを引き締めるきっかけにもなります。
小学低学年は鉛筆を使うことには慣れてきていますが、無駄な力が入りすぎているような子もいます。まずは、書きやすい鉛筆の持ち方があることを教え、子供がストレスを感じない程度に、機会があるごとにアドバイスしていけるといいでしょう。
習う漢字の量も増えてくるので、正しい字を書くという意識をつけていくようにします。
字形に気を付けて書くことが身に付いていると、三年生からの毛筆もスムースに進められます。
小学校の書写は国語科の中に位置付けられており、「字の形を整えて正しく書く」ための指導が求められます。
ただし、字として成り立っているのであれば間違っているわけではないので、細かすぎる部分でのダメ出しや否定の言葉は避けるようにしましょう。
書写を通して子供たちには、技術的なことだけではなく、ていねいに字を書くことで心を整えられるということを経験してほしいと思います。
鉛筆
2Bか3Bが適しています。グリップをつけると安定します
用紙
子供が書くのに無理のないB5サイズが適当です。
書き初め用としては、低学年には1マス24㎜の大きさが適しています。
実戦練習
まずゆっくり書かせることを実践。
マスの真ん中に書かせるようにして、字の大きさは大きくを心掛けさせる。
お手本は見ているようで見てないので近づけて書かせる。
字が曲がるような子は姿勢を直す。
鉛筆の持ち方は無理に直そうとはしない。
集中力が子供は続かないので枚数をしぼって丁寧にやらせる。
あとはやはり常にほめる。
一回に教える量はなるべく減らす。
そんなに字を直すのは習慣なのでなかなか直らない、多分、自分の子だと力が入りすぎで逆にやる気をなくさせてしまうので、注意が必要!自分が書いてみるとめちゃくちゃ大変なのでやって子供にやらせる前にやってみると気持ちが分かる。
学校の速度で早書きしないように、これは、キレイに書く練習だからいつもと違ってゆっくりキレイに書くようにと言い聞かせる。
それが出来たらトメとかハネとかの指導にうつる、とにかくゆっくり丁寧に反復。
これを常に反復することにより徐々に字が綺麗になると書道教室の先生からアドバイスを頂きました。
勉強もそうですが、上記のことも親御さんの心の余裕が必要ですね(笑)
字だけではありませんが、子供を育てるのは、常に「褒める」「褒める」「褒める」
これが大事ですね。
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