【自然発火】梅雨時や冬の時期の怖い火災の一つ【トラッキング現象】

生活
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~トラッキング現象、ご存じですか?~

 トラッキング現象は、電気製品を使用していない状態でも、電源がOFFであっても、コンセントにプラグコードが差さっているだけで発生してしまう火災の恐ろしい現象です。

トラッキングのメカニズム

差しっぱなしになったコンセントと電源プラグコードの間にはホコリがたまりっぱなしのことはありませんか?
そこに湿気(冬だと過剰な加湿)が加わると、電源プラグの刃の間で火花放電が繰り返されます。
その熱がコンセントに接する絶縁部を加熱し、電源プラグの刃と刃の間に「トラック」と呼ばれる電気のとおり道をつくります。
やがてはそこから放電をおこし、発火してしまいます。

上記のシステム これがトラッキング現象です!!!

トラッキング現象が起きやすい場所や条件は?

トラッキングが発生するには条件があります。

どんなときに発生しやすいかを紹介します。

TVボードの裏、家具や冷蔵庫の裏など、

ホコリがたまりやすい場所は要注意!!!

ほこりがたまりやすい場所に長年(経年劣化も要因の一つ)差し込んだままの電源プラグはトラッキング現象が起こりやすいので注意が必要です!

特に狭い隙間はホコリが溜まりやすいので注意!

狭い部分は定期的に清掃することもないのではないでしょうか?

また、気づき難い部分でもありますね。

たこ足配線!

たこ足配線でコンセントを増設するのも危険です!

増えれば増えるだけ電源プラグとコンセントの接点が増えるので、トラッキング現象に繋がりやすくなってしまいます。

なので、たこ足配線も要注意!

ここ最近、パソコン周辺については、電気製品が多数なので要注意ですね。

定期的に清掃は実施しましょうね。


100均グッズなどで埃を静電気が排除するのもOK、エアースプレーで埃を飛ばすのはOKですね。

その他にも…

湿気が多く、結露が発生しやすい場所にある電源プラグや洗面所や台所などの湿度が高く、水滴がかかりやすい位置にある電源プラグも要注意!ですね。

また、熱帯魚などの水槽に使用されている電源プラグ、ペットを飼っている場所にある電源プラグ等からもトラッキング現象が発生した事例もあるのでこちらも注意が必要です!

熱帯魚製品、ペット製品についても電気を使用する製品が増えておりますので十分、注意が必要です。コンセントには、水など絶対にかからない工夫、対策は絶対ですね。

トラッキングを防ぐ3つのポイント!

その1・プラグにホコリをためてはダメ
定期的にホコリの掃除をしたり、プラグにホコリがたまらないカバーやトラッキング防止加工されたパーツを取り付けてホコリから守りましょう!

その2・使わないコンセントを塞ぐ(100均グッズ多用)
普段使用しないタップの差込口やコンセントの差込口に蓋をして、ホコリや異物の侵入を防ぎましょう。

その3・古いプラグのタップはダメ
タップは消耗品です。

変形・変色していたら直ぐに取り替えましょう。

最近では、トラッキング防止コンセントやトラッキング防止プラグ等も発売されています!

便利なものが発売されていますが、これらのものをつけていれば大丈夫!と安心してはダメですね。

トラッキングを防ぐ3つのポイントをしっかり守り、定期的な点検・清掃がやはり重要ですね。年末年始の大掃除などの際に全てのコンセント周辺のチェックを行いましょうね!!!

トラッキングは常に起こる可能性があります。

梅雨の時期には、ホコリが湿気を含みトラッキング現象が起こりやすくなり、寒い季節には加湿器を多用することによる結露によりホコリが湿気を含みトラッキング現象が起こりやすくなります。

トラッキング現象はホコリがたまっていたらいつ発生してもおかしくありません。いま一度コンセント付近、周辺の点検・清掃を行い、トラッキングによる火災を防ぎましょう!

定期的な清掃、点検を心掛けて火災を未然に防ぎましょうね!

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