今年の蛍の出現は例年並〜早い予想 関東南部では5月下旬に出現ピークへ!!!
今年は、3月以降に平年より暖かい日が多く、西日本の太平洋側を中心にほたるが出現し始めています。
今後は、西日本や東日本では5月下旬までに飛び始め、5月中旬~6月中旬に出現ピークを迎える予想です。
各地で例年並〜早くなる予想
ほたるは、冬の終わり頃から春にかけての気温が高いほど、飛び始める時期も早くなります。
今年の1月から2月は寒い日が多かったものの、3月以降は寒気の南下が弱く、平年よりも暖かい日が続きました。
この先5月から6月にかけても、気温は平年より高めで経過する見込みです。
このため、蛍の出現は各地で例年並〜早く、もしくは例年並〜やや早くなる予想です。
神奈川の出現傾向予想 【2022】
出現開始予想 5月7日(金)~
ピーク開始予想 5月21日(土)~
横浜で蛍が鑑賞できるスポットに、わざわざ出掛けてがっかりしないように
多くの蛍が飛ぶ回る、時期や時間と気象条件をしっかり確認しましょう。
※必ずホタルを観賞できるわけではありません。
多くの蛍を鑑賞できる条件
- 風が強くない
- 雨が降っていない
- 気温と湿度が高い
- 月明かりがない新月がベスト
- 19時~21時
2022年の5月・6月・7月の新月の日付
5月1日
5月30日
6月29日
7月29日
蛍の鑑賞しやすい日は新月ですが・・・
新月の前後4日位までは、月明かりが少ないです。
蛍の種類によっても、時期が少し違います
- ゲンジボタル➡5月~7月
- ヘイケボタル➡6月~8月
多くの蛍を鑑賞できる条件を確認したところで、横浜市内で蛍が鑑賞できるおすすめスポットを紹介していきます。
三渓園
【場所】「三渓園」:横浜市中区本牧三之谷58-1
【入場料】:大人700円、子供200円
【アクセス】
(電車・バス)
・根岸駅から市営バス58.99.101系統「本牧」下車徒歩約10分
・横浜駅、桜木町駅、元町・中華街駅から、市営バス8,148系統「三渓園入口」下車徒歩約5分最寄りは ◎根岸駅ですが、三渓園の裏手の門まで、徒歩約30分かかります。
(車)
・横羽線「生麦IC」より高速湾岸線(ベイブリッジ)をへて本牧埠頭ランプを利用→ランプを降りたら道なり「本牧元町入口」右折
・東名高速「横浜IC」より保土ヶ谷バイパス→「狩場」をへて新山下ランプを利用→ランプを降りたら道なり「B突堤入口」右折→「北方消防出張所前」左折→突き当りの信号右折→「本牧元町入口」右折
三渓園の入口は大通りに面しておらず、住宅街の中にあります。
駐車場は80台。
9時~17時(ホタルの夕べ期間は延長)
乗用車は最初の2時間は500円、以降30分ごとに100円、当日最大1000円です。
【簡単説明】
こちらの駐車場がいっぱいなら、三渓園の裏手の本牧市民公園の方の駐車場を利用し、三渓園の裏手の門から入ることもできます。三渓園のイベント時には、こちらの方が空いています。収納台数は316台、営業時間も24時間営業です。首都高速湾岸線の「三渓園」出口近くです。
ライトアップされた日本庭園や古民家などの素敵な日本文化を観ながら、蛍を見ることができることです。
「蛍の夕べ」というイベント期間に観ることができます。
(イベント以外の日は、17時で閉園します。)蛍の夕べは、毎年5月下旬から6月上旬にありこの時期の入園は20時30分まで(21時閉園)になります。
こども自然公園(大池公園)
【場所】「こども自然公園(大池公園)」:横浜市旭区大池町65-1
【入場料】:無料
【アクセス】
(電車・バス)
・相鉄線「二俣川」駅南口下車徒歩約20分
・相鉄線「南万騎が原」駅徒歩約7分
・二俣川駅から相鉄バス「二俣川南口」から旭1、旭6系統「万騎が原中央」または「万騎が原大池」下車徒歩約3分
(車)
・保土ヶ谷バイパス「本村IC」から一般道をこども自然公園方面へ車で約3㎞
駐車場は公園内に3か所、臨時駐車場もあります。
・第1駐車場 78台
・第2駐車場 182台
・第3駐車場 47台
・臨時駐車場 49台
駐車料金は2時間300円以降20分50円です。
休日には17時まで一律500円になることもあります。
それでも、蛍が見れる期間中の20時前後には満車になることもあります。
早めにお出かけください。
【簡単説明】
アスレチックにちびっこ動物園、バーベキュー広場など数々の野外施設があり、日中は思い切り遊んで、夜に蛍が観られます。
敷地が広大なので、どんなに人がいてもあまり混んでいるように感じません。
教育水田が設けられており、その奥で観ることが出来たり保護区で見れることが出来ます。
大池公園の蛍
— よしひと (@yoshihito_ph) July 9, 2021
数自体が少なかったしあんまりでなかったけど全景は前より良かったかもしれない pic.twitter.com/AwQpcuvibT
県立四季の森公園
【場所】「県立四季の森公園」:横浜市緑区寺山町291
【入場料】:無料
【アクセス】
(電車・バス)
・JR横浜線 中山駅から徒歩約15分
・中山駅から横浜市営バス136系統「よこはま動物園」、相鉄バス旭11「鶴ヶ峰駅」、相鉄バス旭13、14「よこはま動物園」行で「長坂」というバス停から徒歩約3分
・相模鉄道 鶴ヶ峰駅から、相模バス旭11「中山駅」行で「長坂」下車約3分
(車)
・保土ヶ谷バイパスから下川井インター出口から中原街道(県道45号)を川崎方面へ。信号「四季の森入口」を左折。
・県道109号(長津田、鴨居方面)から中原街道と交差する「宮ノ下」の信号を保土ヶ谷バイパス方向へ曲がり、直進。信号「四季の森入口」を右折
公園の専用駐車場は普通車165台が停められます。
利用時間は午前8:30~午後5時
(5月1日~9月30日は午後6時まで)ですが、
「蛍の夕べ」開催期間中は20:50まで延長します。
利用料金は平日は無料ですが、土日祝日は有料(普通車520円、二輪車100円)です。
【簡単説明】
「蛍の夕べ」開催時期は、周辺道路が渋滞しますので、電車がおすすめです。
公園の専用駐車場は、収容台数が少ないです。
中山駅周辺に車を駐車して徒歩で向かうのがおすすめですがかなり距離はあります。
蛍の見られる会場からは、駐車場は結構遠いです。
蛍を見れる場所から20分ほどかかりますので、ギリギリまで蛍を見ていると駐車場が閉まり、車が出せません。
寺家(じけ)ふるさと村
【場所】「寺家(じけ)ふるさと村」:横浜市青葉区寺家町414番地
【入場料】:無料
【アクセス】
(電車・バス)
・東急田園都市線「青葉台」駅から東急バス青31系統「鴨志田団地」行終点下車
・小田急「柿生」駅から小田急バス「四季の家」下車
(車)
・東名高速横浜「青葉IC」から県道12号経由5km(15分)
敷地内の「四季の家」駐車場に50台の駐車場があります。
駐車場の時間は9:00~20:30です。
【簡単説明】
昔ながらの田園風景の中で蛍を鑑賞でき、横浜市内とは思えないほど、自然あふれる場所です。
一面の田んぼと森林に、心が癒されること間違いなしです。
おしゃれなレストランやカフェもあり、散策に最適です。
毎年5月下旬~6月上旬に蛍を見ることができます。
こちらはより自然に近い感じのホタル観賞が楽しめます。
舞岡公園
【場所】「舞岡公園」:横浜市戸塚区舞岡町1764
【入場料】:無料
【アクセス】
(電車・バス)
・横浜市営地下鉄「舞岡」駅より徒歩25分
・JR「戸塚」駅東口江ノ電バス「京急ニュータウン」行終点下車徒歩1分
・JR「戸塚」駅東口江ノ電バス「舞岡台循環」坂下口下車徒歩3分
・JR「本郷台」駅から「小管ヶ谷北公園」行終点下車 徒歩5分
(車)
・「戸塚IC」より約15分
約119台収容の有料駐車場があります。
時間は6:00~21:00
駐車料金は2時間300円、その後20分ごとに50円です。
【簡単説明】
「ホタルの観察会」を実施している公園です。(※要公園確認)
蛍を見に行くのにガイドをしてほしい方や、暗い中ホタルを観に行くのが怖い人は安心ですね。
もちろん、蛍の時期に慣れている人は鑑賞することが出来ます。
舞岡駅から歩いて約5分、公園に行く途中の「舞岡ふるさと村 虹の家」でトイレを借りたり、蛍の目撃場所について確認できます。
ホタル
— simadai (@simadai2) June 9, 2022
横浜市戸塚区 舞岡公園にて#ホタル #蛍 #梅雨 #家庭菜園 #涼しい #ウクライナ pic.twitter.com/sVtUjRwlGu
夜7:00頃、近所の横浜舞岡公園に蛍を観に行ってきたよ。小川沿いにポツポツと緑の小さな光の点がゆっくり点滅しながら飛んでいたよ。なーんか、毎年行っちゃうんだよね。#舞岡公園#ホタル pic.twitter.com/j6KbtIdvBu
— SIGETSURU (@singensiks) June 5, 2022
久良岐(くらき)公園
【場所】「久良岐(くらき)公園」:横浜市港南区上大岡東3-12-1
【入場料】:無料
【アクセス】
(電車・バス)
・京急線「屛風ヶ浦」駅下車徒歩20分
・JR磯子駅・京急線屛風ヶ浦駅、市営地下鉄上大岡駅より市営バス「久良岐公園前」下車
◎上大岡駅からも徒歩約25分で行けますが、きつい坂があります。
◎磯子駅からも坂がありますので、バスを利用することをおススメします。
(車)
・首都高湾岸線経由で屛風ヶ浦方面へ。汐見台中学そばです。
園内には、約90台収容の有料駐車場があります。
駐車料金は2時間300円、20分以降50円です。
【簡単説明】
かなり高台にある眺めのいい公園です。行くにはきつい坂が多いです。
園内には能舞台もあり、梅と桜の名所であり、蛍についてはあまり有名ではありません。
蛍は6~7月に見られ、6月中旬がピークとなり、多い時には数十匹の蛍が一度に観られる穴場中の穴場です。
さいごに
横浜市内の蛍スポットをまとめてみました。※気象条件などにより必ず蛍見れるとは限りません。
写真を撮るときは、他のお客様の迷惑、蛍保護のためフラッシュをたかないようにお願いします。
また、駐車場が少ないので公共交通機関でご来場をお願いします。
夜の鑑賞となりますので、近隣住民への迷惑行為は控えるようにお願いいたします。
蛍の生態系を崩すような行為は絶対に行わないようにお願いいたします。
ゴミ等は必ず持ち帰るようにお願いいたします。
場所によっては、草むら、藪みたいなところをかきわけていく場合もありますので、服装(長袖・長ズボン)に十分、注意を払ってください。ぬかるみ等もありますので、ビーチサンダルやサンダル等は避けた方が良いと思われます。虫よけスプレーは事前にやっておきましょう!懐中電灯忘れずに!!!
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