今年の蛍の出現は例年並〜早い予想 関東南部では5月下旬に出現ピークへ!!!
今年は、3月以降に平年より暖かい日が多く、西日本の太平洋側を中心にほたるが出現し始めています。
今後は、西日本や東日本では5月下旬までに飛び始め、5月中旬~6月中旬に出現ピークを迎える予想です。
各地で例年並〜早くなる予想
ほたるは、冬の終わり頃から春にかけての気温が高いほど、飛び始める時期も早くなります。
今年の1月から2月は寒い日が多かったものの、3月以降は寒気の南下が弱く、平年よりも暖かい日が続きました。
この先5月から6月にかけても、気温は平年より高めで経過する見込みです。
このため、蛍の出現は各地で例年並〜早く、もしくは例年並〜やや早くなる予想です。
京都の出現傾向予想
例年出現開始予想 5月7日前後
例年ピーク開始予想 5月20日前後
京都で蛍が鑑賞できるスポットに、わざわざ出掛けてがっかりしないように
多くの蛍が飛ぶ回る、時期や時間と気象条件をしっかり確認しましょう。
※必ずホタルを観賞できるわけではありません。
多くの蛍を鑑賞できる条件
- 風が強くない
- 雨が降っていない
- 気温と湿度が高い
- 月明かりがない新月がベスト
- 19時~21時
2023年の5月・6月・7月の新月の日付
蛍の鑑賞しやすい日は新月ですが・・・
新月の前後4日位までは、月明かりが少ないです。
蛍の種類によっても、時期が少し違います
- ゲンジボタル➡5月~7月
- ヘイケボタル➡6月~8月
多くの蛍を鑑賞できる条件を確認したところで、京都で蛍が鑑賞できるおすすめスポットを紹介していきます。
宇治市植物公園(うじししょくぶつこうえん)
京都府宇治市広野町の市植物公園は6月5日まで、ゲンジボタルが光って飛ぶ様子を鑑賞する「蛍ナイター」を開いている。🌳✨ https://t.co/6Uf0DZziF4
— やりちゃん (@JariPeltola) June 1, 2022
6/3は宇治市植物公園の蛍ナイターへ✨
— 小川ぴーち (@yuriharuyuri) June 5, 2022
毎年息子を連れて行ってたけど、コロナで中止となり2年ぶりの開催だそう
息子氏は千葉へ飛び立って行ったので旦那氏と二人で出動
もうあんまり飛んでないかと思ったけど、水辺をゆっくり点滅しながら飛び交うホタルがいっぱい見られてよかった〜✨
本日が最終日 pic.twitter.com/WCParwvSm3
見どころ紹介
植物公園の秋のゾーン。
里山のような美しいモミジ林の中を流れる小川。
きれいな水で育ったホタルが飛ぶ美しい光景を楽しんで下さい。
有料公園内の観賞場所なので、気軽に安心してお子様や女性の方もホタルをお楽しみいただけます。
観賞時期
5月下旬〜6月上旬
代表的なほたる
ゲンジボタル
ほたるの数
約50匹
お祭り
第16回ホタルナイター
お祭り期間
5月27日(土)~6月11日(日)の期間の木金土日
鑑賞する際の注意事項
鑑賞区域では写真・ビデオ撮影・携帯電話・スマートフォン・懐中電灯・蚊取り線香・虫除けの使用は禁止しています。
またホタルを捕まえたり、ホタルを触ったりすることも禁止です。
所在地
〒611-0031
京都府宇治市広野町八軒屋谷25-1
お問い合わせ
宇治市植物公園 TEL:0774-39-9387
交通アクセス
●電車 JR宇治駅から京都京阪バスで約15分「植物公園前」下車すぐ
●車 京滋バイパス宇治西ICから約15分
●周辺の駐車場植物公園の駐車場約200台(1回400円)
京都府立けいはんな記念公園水景園(きょうとふりつけいはんなきねんこうえんすいけいえん)
【元気に泳げ!】~水景園~
— 京都府立けいはんな記念公園 (@kouenkeihanna) April 21, 2023
鯉のぼりを立てました。風が出ると元気が良すぎてちょくちょく吹き流しがひっかかりますが、頭の上で気持ちよさそうに泳いでいます。(5/18まで) pic.twitter.com/EoF0lj5BDg
見どころ紹介
毎年大人気のホタル鑑賞会を完全予約制で開催します。
日本庭園を舞う、幽かなホタルの光をお楽しみください。
予約方法・詳細は公園HPをご覧ください。
観賞時期
6月上旬〜6月中旬
代表的なほたる
ゲンジボタル
ほたるの数
50匹〜(天候により変化します)
お祭り
水景園のホタル鑑賞会
お祭り期間
【完全予約制】6月1日(木)〜6月18日(日) 木・金・土・日・月
鑑賞する際の注意事項
撮影禁止、照明等の光を出す行為の禁止、庭園内で実施する為園路以外の区域への立入禁止。
WEBで予約された方のみの入場となります。
詳細は公園HPをご確認ください。
所在地
〒619-0238
相楽郡精華町精華台6-1
お問い合わせ
けいはんな記念公園 TEL:077-493-1200
交通アクセス
●電車 JR祝園駅、近鉄新祝園駅より路線バス約9分
●車 京奈和自動車道(精華学研IC)より国道72号西に約1km
●周辺の駐車場 園内に一般駐車場有り。200台(有料)
さいごに
京都の蛍スポットをまとめてみました。※気象条件などにより必ず蛍見れるとは限りません。
写真を撮るときは、他のお客様の迷惑、蛍保護のためフラッシュをたかないようにお願いします。
また、駐車場が少ないので公共交通機関でご来場をお願いします。
夜の鑑賞となりますので、近隣住民への迷惑行為は控えるようにお願いいたします。
蛍の生態系を崩すような行為は絶対に行わないようにお願いいたします。
ゴミ等は必ず持ち帰るようにお願いいたします。
場所によっては、草むら、藪みたいなところをかきわけていく場合もありますので、
服装(長袖・長ズボン)に十分、注意を払ってください。
ぬかるみ等もありますので、ビーチサンダルやサンダル等は避けた方が良いと思われます。
虫よけスプレーは事前にやっておきましょう!懐中電灯忘れずに!!!
この時季だけ絶景を見守ろう
ほたるはとても繊細な生き物で、全国各地でほたるを守る取り組みがおこなわれています。
また来年もほたるを見続けられるように、そっと静かに見守るようお願いします。
コメント