Lets’ 七草!!
1月7日は、七草粥を食べる日。
「春の七草」と呼ばれる植物を、この機会にしっかりと見てみよう!!!
春の七草種類

■せり
せり科。水辺や湿地に生える。強い香りの成分には、気持ちを落ち着かせる効果がある。ビタミンCやミネラルが豊富だ。
■すずしろ(ダイコン)
アブラナ科。成長した根が、野菜のダイコンだ。胃腸の働きを助ける消化酵素が豊富に含まれる。白または淡い紫の花が咲く。
■すずな(カブ)
アブラナ科。野菜のカブのことで、根の形が鈴に似ていることから名が付いた。春に黄色い花を咲かせる。
■ほとけのざ(コオニタビラコ)
キク科。水を抜いた田の面に広がり育つので「田平子」、春に黄色い花が咲く。ホトケノザという和名は別の植物を指すので注意!!!
■ごぎょう・おぎょう(ハハコグザ)
キク科。若い茎や葉を食べる。咳止めや利尿作用があるとされる。成長すると、春から初夏に黄色い小さな花を咲かせる。
■はこべら(ハコベ)
ナデシコ科。道端などに普通に生えている雑草だけれど、天日干しにした葉や茎が、胃腸薬や皮膚炎の薬に使われてきた。
■なずな(ナズナ)別名:ぺんぺん草
アブラナ科。三角形の実の形が三味線のばちに似ているため、ぺんぺん草とも呼ばれる。西洋では止血の薬草として使われた。
七草粥

【囃子言葉(はやしことば)を唱えて刻む♪♪♪】
地域によっては違いはあるが、
「七草なずな、唐土(とうど)の鳥が、日本の土地に渡らぬ先に、七草たたけ」
などと唱えながら七草を刻む習慣がある。
畑を荒らす鳥や、病や邪気を追い払う願いがこもっている。

初めて聞きました。
昔の人は、色々なことを願って行動する意味のあることなんですね
米とともに「春の七草」と呼ばれる植物を煮込んだ七草粥。
五・七・五・七・七のリズムで「せり・なずな・おぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ、春の七草」という覚え方もある。
何故?!
1月7日に七草粥を食べるの?
「1月7日は、『人日の節供(じんじつのせっく)』といいます。中国では、この日に若菜(春に芽生えたばかりの草)7種を熱い汁ものにして食べると健康でいられると信じられていました。また、日本では、この時期に若菜摘みをする習慣があり、それらが合わさって奈良時代から平安時代頃に宮中行事の一つになったと考えられます。」
雪を割って現れた新しい芽の生命力にあやかり、それを食べて邪気を払い、健康を願ったのだそうだ。「江戸時代後期の書物には、身分の高い人も低い人もみんな七草粥を食べると記されております。」
関東では、正月の門松を飾るのも1月7日まで。
正月の終わりが来ました。
七草粥を食べて、いよいよ新しい年の本番開始ですね!!!

祖母には、お正月に美味しいもの、お餅を食べて
胃腸がかなり弱って疲れているからお粥を食べて胃腸を
整えるんだよって言われた覚えがありますね!
秋の七草は見て楽しむもの
「春の七草」を紹介しましたが、「秋の七草」もあります。
「春の七草」は食べますが、「秋の七草」は見て楽しむものとなっております。
奈良時代の歌人・山上憶良(やまのうえの おくら)が、秋の野に咲く花を7つ見つけたと歌にしたのが、「秋の七草」となっております。
「秋の七草」は
ハギ・ススキ(尾花)・クズ・ナデシコ・オミナエシ・フジバカマ・キキョウ
の7種類となっております。

秋の虫の声を楽しみながら「秋の七草」を探したら
風情があり素敵ですね♪
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