夏から秋にかけて多く見られる「やけど虫」をご存じでしょうか?
見た目は小さなアリのようですが、触れると化学物質による皮膚炎を引き起こす危険な虫です。
この記事では、やけど虫の特徴や被害の原因、症状、そして予防・対処法について詳しく解説します。
やけど虫とは?
やけど虫の正式名称はアオバアリガタハネカクシ(学名:Paederus fuscipes)。
体長は7mmほどで、黒とオレンジのツートンカラーが特徴です。
飛ぶこともでき、夜間は光に集まる習性があります。
なぜ「やけど」になるのか?
やけど虫は「ペデリン」という強い毒性をもつ化学物質を体内に持っています。
この物質は熱によるやけどではなく、皮膚に付着すると強い炎症を引き起こし、まるでやけどのような水ぶくれや痛みが出ます。
やけど虫に触れたときの症状
- 皮膚の赤み・腫れ
- 強いかゆみやヒリヒリ感
- 数時間~1日後に水ぶくれが出る
- 症状が広がると発熱を伴うことも
やけど虫を見つけたときの注意点
やけど虫を手でつぶさないことが重要です。
つぶすとペデリンが皮膚に付着し、症状が悪化します。
見つけたら紙やティッシュでそっと取り除き、室外に逃がすか、直接触れない方法で駆除しましょう。
やけど虫に触れてしまったときの応急処置
- できるだけ早く流水で洗い流す
- 石けんでやさしく洗う
- 患部に触れた手で他の部位を触らない
- 市販のステロイド外用薬を塗布する
- 症状が広範囲・悪化している場合は皮膚科へ
やけど虫の予防方法
- 窓や網戸の隙間をふさぐ
- 夜間は室内照明を控える(特に窓際)
- 屋外での作業時は長袖・長ズボンを着用
- 外灯周辺に近づかない
まとめ
やけど虫は小さくても強い皮膚炎を引き起こす危険な虫です。
正しい知識と予防法を知っていれば、被害を最小限に防ぐことができます。
特に夏~秋の夜間、光に集まってくる虫には注意し、万が一触れたらすぐに洗い流して早めの処置を行いましょう。
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