6月になると花を咲かせる紫陽花（あじさい）。
青色や紫、白、ピンクと色鮮やかに咲き、丸いフォルムがとても愛らしい植物です。
開花時期は、5～7月、全国で見ることが出来ます。
6月～7月上旬が見頃となり、梅雨の時期、雨とのシーン、カタツムリがいるイメージが強いです。
気分の沈みがちな梅雨が、紫陽花によって華やかになるといっても過言ではありません！
神奈川には紫陽花の名所がたくさんあります。
毎年、美しい景色を観るため多くの人が集まりますよ。
ここでは、おすすめのスポットを紹介していきます！！！
紫陽花の豆知識
紫陽花は、土によって色が変わる花です。
酸性の強い土壌では、青や紫がかった色になります。
アルカリ性の強い土壌では、ピンクや赤紫色の紫陽花が多く見られます。
小さなお花がたくさんくっついていることから、「家族団らん」という花言葉があります。
見頃を迎える6月とジューンブライドにちなんで、ブーケとしても使われることも見受けられます。
学名(属名)をHydrangea(ハイドランジア)といい、アジサイ科の低木で、樹高は30cmから2mです。
原産地は東アジアや北アメリカで、この東アジアには日本が含まれています。
もともと日本に自生していたガクアジサイ(額紫陽花)が母種となり、西洋にわたって品種改良されたものが世界の紫陽花の主流になったという説もあります。
紫陽花の名前は、真の藍色の花が集まるという意味で、「集(あず)+真(さ)+藍(あい)」が変化したものと言われています。
明月院 (めいげついん)
明月院は、古都鎌倉の紫陽花寺として親しまれています。
境内には約2500株が植栽されています。
総門から中門に至る石段の両脇を埋め尽くす美しい青色の紫陽花の帯は見事です。
所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内189
観賞時期:6月中旬〜6月下旬
あじさいの種類:ヒメアジサイ
あじさいの株数:2500株
入場可能:期間・時間9:00〜16:00(6月8:30〜最終受付16:30、閉門17:00)
料金:大人500円、小・中学生300円
交通アクセス
●電車
JR横須賀線北鎌倉駅より徒歩10分
●車
横浜横須賀道路朝比奈ICより約20分
●周辺の駐車場
なし
光則寺 (こうそくじ)
鎌倉を代表する花の寺、光則寺では、5月中旬より日本に自生するヤマアジサイ、エゾアジサイ、ガクアジサイなどの鉢植え約200種が境内に順次展示されます。
所在地:神奈川県鎌倉市長谷3-9-7
観賞時期:5月中旬〜6月上旬
あじさいの種類:ガクアジサイ、ヤマアジサイ
あじさいの株数:300種類
入場可能:期間・時間8:00〜17:00
料金:高校生以上100円
交通アクセス
●電車
江ノ島電鉄長谷駅より徒歩6分
●車
横浜横須賀道路朝比奈ICより約20分
●周辺の駐車場
近くに一般の有料駐車場多数
長谷寺(はせでら)
長谷寺は紫陽花の名所として知られ、経蔵周辺から目に飛び込んでくる、色とりどりの紫陽花は圧巻です。
眺望散策路、通称「あじさい路」には40種類以上約2500株のアジサイが植えられており、相模湾を望むこともできます。
尚、午後は大変混雑しますので平日の午前中が比較的ゆっくりご覧になれます。
また、令和4年はあじさい路での密を防ぐため、開花が5分咲きから見頃を終えるまで、拝観券のほかにおひとり様300円の「あじさい入場券」をお求めいただきます。
所在地:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
観賞時期:5月下旬〜7月上旬
あじさいの種類:ガクアジサイ、ヤマアジサイなど
あじさいの株数:40種類以上約2500株
入場可能:期間・時間3月〜9月8:00〜17:00、10月〜2月8:00〜16:30
料金:大人400円、小人(小学生)200円
交通アクセス
●電車
江ノ島電鉄長谷駅より徒歩5分
●車
横浜横須賀道路朝比奈ICより約25分
●周辺の駐車場
30台
妙本寺(みょうほんじ)
所在地:神奈川県鎌倉市大町1-15-1
観賞時期:5月～6月
あじさいの種類:ヤマアジサイ、ガクアジサイ
あじさいの株数:不明
入場可能:期間・時間9:30〜16:30（寺務所）
料金:なし
交通アクセス
●電車
JR・江ノ島電鉄「鎌倉駅」から徒歩10分
●車
横浜横須賀道路本線「朝比奈IC」から20分
●周辺の駐車場
なし
円覚寺(えんがくじ)
所在地:神奈川県鎌倉市山ノ内409
観賞時期：6月上旬～6月下旬
入場可能:期間・時間通常8:00～16:30
料金：大人500円 小人(小・中学生）200円
交通アクセス
●電車
JR北鎌倉駅より徒歩1分
●周辺の駐車場
なし ※近隣の有料駐車場をご利用ください。
楞厳山 松葉谷 妙法寺(りょうごんさん まつばだに みょうほうじ)
所在地:神奈川県鎌倉市大町4-7-4
観賞時期:梅雨時期
あじさいの株数:50本以上
入場可能:期間・時間9:30〜16:30・3月の彼岸～7月の第1～2週、9月の彼岸～12月の第1～2週までは平日土日祝日ともに参拝可能
料金:大人300円、小学生200円、幼児無料
交通アクセス
●電車
鎌倉駅より徒歩15～20分、京浜急行バス緑ヶ丘入り口行き、名越下車徒歩3分
●周辺の駐車場
妙法寺に駐車場はなし、周辺の駐車場は安養院の道路を挟んだ向かい側に有料パーキング有り。
さいごに
神奈川の紫陽花の名所（寺院）をまとめてみました。
時期は絶対逃せない！紫陽花の鑑賞です。
たった約1ヶ月弱の間でしか鑑賞出来ない紫陽花です。
貴重な季節の花です。
見頃に合わせてお祭りを開催する地域もあるので、それに合わせて紫陽花を楽しむのもいいですね！
ぜひこの機会に、足を運んでみてはいかがですかね？
ちょうど、梅雨の時期が見ごろなので、雨対策をしっかりと行うことで楽しい鑑賞が出来ること間違いないですね！
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