コロナウイルスの影響で近年開催が少なくなっていた花火大会ですが、コロナウイルスが5類へ移行したこともあり、今年は花火大会開催予定が段々と増えてきています。
夏といえば花火!
ということで、奈良の花火大会の開催予定情報をご紹介します。
第50回吉野川祭り納涼花火大会 2023年8月15日(火)
見どころ紹介
日本の花火文化の礎となった花火師「鍵谷弥兵衛」のふるさとで行われる花火大会です。
音楽に合わせてレーザー光線と花火で夏の夜空を彩ります。
開催時間 20:00〜
打ち上げ数 約6000発
開催場所 吉野川大川橋上流側河川敷
過去の人出 75000人
アクセス 奈良県五條市五條1丁目周辺
お問い合わせ先 五條市役所観光振興課 TEL:0747-22-4001
交通アクセス
●電車 JR和歌山線五条駅より南へ徒歩10分
●周辺の駐車場 500台程度
交通規制 会場周辺18:00〜22:30
花火を見るのがもっと楽しくなる豆知識
①花火を最初に観た日本人は?
近代の鮮やかな花火は14世紀のイタリア、キリスト教のお祭りで見せ物として始まったそう。
日本で初めて花火を観たのは…
天正17年(1589年)、伊達政宗が米沢城で花火鑑賞をしたという記録が残っています。
その後江戸時代の慶長18年(1613年)、イギリス国王ジェームス1世の使者が駿府城で徳川家康に花火を見せたという記録も!これをきっかけに日本で花火が流行していきました。
②「たまや」「かぎや」の由来は?
花火が打ち上った時に叫ぶ、「た〜まや〜」「か〜ぎや〜」の掛け声。
これは、江戸時代に有名だった花火師の屋号(お店の名前)なのです。
人気ライバル店の「玉屋(たまや)」と「鍵屋(かぎや)」。
見物客は、自分がひいきにしているお店の花火が上がった時に、それぞれ掛け声をかけたのが由来となっています。
「玉屋」と「鍵屋」への声援が、現代までも受け継がれているってすごいですね。
③花火の「尺玉」ってなに?
日本では、花火玉のサイズに尺貫法の寸(約3.3cm)を使っています。
尺玉=1尺であり、直径約30cmほど。
号数に置き換えると、10号玉となります。
尺玉が開花した時の大きさは直径約320m!
東京タワーサイズ(333m)の特大花火であり、迫力満点です。
ちなみに、3尺玉(=30号玉)ともなると、直径約550mでスカイツリー(634m)にせまるほどの大きさになります。
さいごに
交通規制などについては、問い合わせ先などでチェックしてください。
会場周辺の道路は大変混み合いますので公共交通機関をご利用ください。
花火会場までの道は大変混みあいますので、警備員、誘導員の指示にしっかりと従いましょう!
夜空に打ち上がると思わず歓声を上げてしまう、迫力満点で美しい花火を今年の夏こそは堪能したいですね。
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