こんにちは!今回は、子どもによく見られる「リンゴ病(りんごびょう)」について、分かりやすくご紹介します。
正式名称は「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)」といって、ほっぺたが赤くなるのが特徴の病気です。
💡こんな疑問ありませんか?
・なんだか可愛らしい名前だけど、感染するの?
・大人もかかるの?
→ この記事でスッキリ解決します!
1.リンゴ病とは?
リンゴ病は、「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスによる感染症。
名前の通りほっぺがりんごのように赤くなるのが特徴です。
👶 子どもによく見られますが、大人もかかることがあります。
2.主な症状
年齢によって少し症状が異なります。
▶ 子どもの場合
- 微熱(発熱しない場合も)
- 数日後、ほっぺが真っ赤に!
- 腕や脚にレース状や網目状の発疹
- 基本的に元気な子が多い
▶ 大人の場合
- 手首や膝などの関節痛
- だるさ、発熱
- 発疹は目立たないことも
- 症状が長引く傾向も
3.うつるの?感染経路は?
リンゴ病は飛沫感染・接触感染でうつります。
✅ 注意ポイント:
発疹が出た頃にはほとんど感染力がなくなっているんです!
一番うつりやすいのは「発熱などの初期症状」が出ている時期です。
4.治療法はあるの?
リンゴ病には特効薬はありません。ウイルス感染のため、自然に治るのを待つのが基本です。
症状ごとに対処します:
- 熱がある → 解熱剤
- かゆみ → かゆみ止め
- 関節痛 → 鎮痛剤
5.予防するには?
リンゴ病にはワクチンがないため、基本的な予防が大切です。
✅ 家庭でできる予防法
・こまめな手洗いとうがい
・マスクの着用
・体調が悪い人との接触を避ける
⚠ 妊婦さんは特に注意!
妊娠初期に感染すると、胎児に影響を及ぼすことがあります。
感染者が周囲にいる場合は医師に相談を。
6.登園・登校はいつからOK?
発疹が出たあとは感染力がほとんどないため、出席停止の必要は基本的にありません。
ただし、園や学校のルールに従い、必要なら医師に確認しましょう。
まとめ
- リンゴ病はウイルス性の感染症
- 赤いほっぺとレース状の発疹が特徴
- 感染力があるのは「発疹が出る前」
- 自然治癒が基本、薬は対症療法
- 予防には手洗い・うがい・マスク
軽い症状が多いリンゴ病ですが、妊婦さんや大人は注意が必要です。
体調の変化に気づいたら、早めの受診が安心です◎
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